クリニック・ハイジーアは、PMS/PMDDを根本治療

改善例4 女性 初診時 36歳

主訴

PMS(月経前症候群)

毎月、月経前の2週間、熱が37.5度まで上がり微熱が続くためか、とても疲れて日常生活ができないほどつらい。乳房が張って痛い。 イライラしたり「うつ」っぽくなり、精神状態も不安定になる。 手足はとても冷えているのに、やたらと汗をかく。 ますます症状が悪化してきたので、不安に思い当クリニックを受診した。

既往歴

子宮腺筋症(経過観察中)

治療歴

婦人科を受診し、ピルを処方され10年間服用していた。ピルを飲んでいるときは、症状は軽減した。
年齢的にそろそろ止めたほうがいいと判断し、ピルの服用は中止した。

治療方針

血液検査データおよび症状より、タン白質・鉄・ビタミンB群などの栄養不足と、機能性低血糖症、脂肪肝があると考えられた。治療用サプリメントによる栄養療法(プロテイン・ビタミンC・B群・E・ヘム鉄・カルシウム・マグネシウム)と、低血糖症治療のための食事療法を開始した。

分子整合栄養医学による改善データ

基準値初診時4ヵ月後
ヘモグロビン11.5-15.013.513
MCV85-10210098
MCHC30.2-35.132.232.8
総蛋白6.7-8.37.77.6
GOT10-401820
GPT5-451317
γ-GTP30以下1817
LDH120-240150147
尿素窒素8.0-239! 7
血糖70-1098483
グリコアルブミン12.3-16.513.914.4
血清鉄40-18013866
フェリチン4.0-64.272.453.8

担当医のコメント

この患者さまの場合の初診時のヘモグロビンは13.5でした。フェリチン値も、72.4で一見貧血のデータではありません。
しかし、尿素窒素値に比べてγ-GTPが高めですので、隠れた脂肪肝があることが考えられます。
このような場合、フェリチン値のデータは脂肪肝の影響を受けて上昇してしまうため、実際の貯蔵鉄の状態としては数値よりももっと低いことが多く、実際には鉄欠乏状態であることがほとんどです。
この場合脂肪肝が改善するとフェリチン値も低下します。実際に治療前が72.4で3ヶ月後が53.8と低下しています。実際には初診時のフェリチンは20以下だったのではと推測します。
3ヶ月の治療後にヘモグロビンが13.5→13.0と下がっているのは、タン白質不足による血液濃縮が改善され、本来のデータが出てきた証拠です。おそらく、初診時のヘモグロビン値は13以下だと推測できますから、やはり貧血です。
血液濃縮が強いと、強い疲労感と、むくみの原因となります。この患者さまは、初診時に非常にむくむと訴えていました。
また、LDHの参考基準値は120~240ですが、200以下はビタミンB群の不足のために、疲労物質を除去する能力の低下を示し、非常に疲れやすい状態です。

経過

PMS/PMDD チェックリストより

症状の強さ 0(なし)~3(強い)

初診時4ヵ月後
うつ状態になる30
無気力になる30
イライラする30
不安になる30
緊張感が、ある20
情緒不安定になる30
悲しくなる・泣きたくなる30
怒りっぽくなる・攻撃的になる20
ものごとに、興味がなくなる20
引きこもりになる30
疲れやすくなる・だるくなる30
判断力・集中力が低下する20
眠くなる20
眠れなくなる10
性欲が増す12
食欲が増す(過食になる)22
自分をコントロールできない20
下腹部が、痛い・重い・張る00
乳房が、張る・痛い31
頭が痛い・重い00
手足が、むくむ20
便秘になる30

患者さまの感想

治療開始1ヶ月後、たったの1ヶ月で体調が良くなって、嬉しい。お肌がきれいになった。でも、体重が増えてきたのが心配。 治療3ヶ月後、PMSの症状はなくなった。たったの3ヶ月でこんなに良くなるなんて、栄養って本当に大切だと感じます。友達にも勧めます。 心配していた体重増は、3ヶ月後には0.5キログラム減で大丈夫でした。 フェリチン値の理想値の100まで、少しずつサプリメントを飲んで続けます。