クリニック・ハイジーアは、PMS/PMDDを根本治療

PMS/PMDDとは?

月経前症候群は、PMS(Premenstrual Syndrome)ともいいます。
日本産婦人科学会用語解説集では、

「月経前3~10日間続く、精神的あるいは身体的症状で、月経発来とともに減退ないし消失するもの。」

と説明しています。
社団法人日本産科婦人科学会 産科婦人科用語解説集(第2版) 東京 金原出版 1999:34

月経が始まると自然に症状が軽減したりなくなったりする、周期的な症状がPMS/PMDDの特徴です。
月経周期に関係なく精神的または肉体的な症状がある場合は、PMS/PMDDではなく区別が必要です。

月経前症候群(PMS)の症状のうち、感情のコントロールがうまくできないなどの精神的な症状が特に強く、日常生活に支障をきたすような症状を月経前不快気分障害(PMDD)といいます。

その頻度は有経女性の50~80%と報告され、ほとんどの女性が何かしらの不快症状を感じていることになります。
その不快症状も200~300種類とされ、ヒトによって様々です。
治療が必要なケースは全員ではありませんが、症状は多岐にわたり、そのほとんどが男性や閉経後の女性にも起こる症状でもあります。
また、症状が起こる時期も個人差があり、月経が開始してからも数日続くケースも見られます。
PMS/PMDD症状の強い場合では、「月経後の1週間しか調子が良くない。」と訴えるほど深刻に悩むケースも少なくありません。

残念ながら、現代西洋医学ではPMSかどうかを明確に判断するための検査方法は未だに確立されていないのが現状です。
そしてPMS/PMDDの原因も、現代西洋医学では不明な点が多いとされ、ハッキリと分かっていません。
そのため根本的な治療法もなく、投薬を中心とした対症療法が標準治療となっています。

この章では、日本での標準的な現代西洋医学のPMS/PMDDの解釈を載せています。
内容は「標準治療としての月経前症候群の診断・治療・管理」は、主として日産婦誌61巻12号:2009年12月より引用しています。

まずは、女性のライフスタイルとは切り離せない「月経」のしくみからおさらいしていきましょう。