クリニック・ハイジーアは、PMS/PMDDを根本治療

PMS/PMDDとは?症状・診断

玉田太朗の「我が国の月経随伴症状の実体と特徴」(臨婦産2005;59:947-935)の報告によると、月経前の身体症状で代表的なものは、

腹痛
約25%
乳房緊満感
約25%
腰痛
約20%
頭痛・頭思感
約20%

など、
そして精神的・行動的症状で多いものは、

いら立ち・イライラ
約50%
易怒感
21~29%
眠け
11.5~28.7%
抑うつ感
5.8~11.4%

などがあります。

診断基準については、前出のACOG(American College of Obstetricians and Gynecologists practice bulletin と、Mortola et alの報告が参考にされています。
診断にあたりもっとも重要とされているのは、月経前の症状を記載した記録です。
MDQ(Menstrual Distress Questionnaire:月経随伴症状に対する47項目の質問表)や、DSR(Penn daily symptom rating)、DRSP(Daily record of severity of problems)なども、PMSそしてPMDD(月経前気分不快障害:Premenstrual Dysphoric Disorder)の診断の助けになります。

日本においてのPMS実態調査(川瀬良美、森和代、吉崎晶子、和田充弘、松本清一;本邦における成熟期女性のPMSの実体:女性心身誌:2004;9:119-133)によると、PMS症状は年齢・出産・就労によってその症状発現の頻度に差異があることが下記のとおり報告されています。

年齢別 20歳代後半 頭痛、 肩こり、 乳房の張り、 イライラ
30歳代前半 (20歳代後半と比較して有意に高い症状)
浮腫み、 アレルギー、 攻撃的になる
30歳代後半および40歳代前半 頭重、 食欲増加、 一人でいたい
出産歴 経産婦 アレルギー、イライラ、怒りやすい、攻撃的になる、つまらない人間だと思う、健康管理ができない、家族への暴言
就労別 専業主婦 便秘、怒りやすい
フルタイム就労者 いつも通りに仕事ができない、他人と口論する